2012年2月29日水曜日

次世代XBOXの中古対策

XBOX360の次世代ハードの噂をツイッターやリーダーなんかで最近よく目にする。

2005年末から開始した360も今年か来年にはいよいよ末期を向かえるのだろうか。

さて今回は、そんな噂されている次世代XBOXの中でも「中古対策」に関して書こうと思う。

Blu-ray対応、中古対策、新型Kinect… Xbox後継機の更なる噂 - Game*Spark
http://gs.inside-games.jp/news/315/31594.html


噂されているところでは、中古市場にソフトが出回らないようになるらしいです。つまり、ユーザーは全員新品を購入していないと、ゲームが遊べない、というらしいです。


これに関しては私は大賛成。人気のないゲームだったり、発売から月日が経っていたりするほど、値段が下がって、そのゲームに対する「価値」(このゲーム面白そう!と思わせるような)を低くさせている背景が、中古市場に最もあると思います。

実際はメチャクチャ面白いタイトルなのに、500円で中古で売られている、しかも店によっては、1000円以下のものということで、まとめてカゴにテキト〜に置かれていたり(しかも床に!)、はたまた店の外に置いちゃったりするわけです…。

私には「良いものは過去にある」と思う精神があります。なのでちょっと前に流行ったゲームでも普通に今になってプレイしちゃうわけです。

中古市場は、過去のゲームをゴミであるかの如く定価7000円で売られているタイトルであってもおかまいなしに500円以下という破格で売りさばき、ゲーム会社に金を入れない仕組みをつくっている、ゲーム界では非生産的すぎる存在なのです。


ゲームをつくる側(ゲームメーカー)
ゲームを販売する側(オンデマンド・店)
ゲームをやる側(ユーザー)


この三つの関係だけで終わるべきです。


でもまぁこの中古対策をするだけで、一気に、XBOXのユーザーは本当にゲームをやりたい人だけが集まるようになりそうですな。

今だって携帯やスマートフォンのソーシャルゲームが流行りつつある現状からゲームの支払い形態も、「購入」から「課金」に変わりつつあるし、実際最初に7000円前後の金を払ってでも、新作も旧作(※)もプレイしたいユーザーがこの日本でどれくらい残るだろうか。

しかし、中古市場がなくなることで、ゲームメーカーに入る金が一気に増えるわけで、よりよいゲームの発展がうかがえそうだし、ゲームファンとしてはそのことに大いに期待する。

今回、中古市場の関係者さんからバッシングを受けそうなことを書いてしまったし、不快な思いをされていたら申し訳ないですが、ゲームユーザーとしての意見であることに、ご理解いただきたいです。



(※)旧作に関しては廉価版が売られているが、それも中古対策なのである。中古の価格と競えるように販売するのであって、中古市場がなくなったとき、廉価版の存在は消えないとは思うが、そのときは中古相場がないため、今の廉価版よりかは値上がりしそうである。